夢を叶える術は少ないと思い込んでいた頃
こんにちは田中さおりです。
何とも長めのブログタイトルかつ長い内容になってしまうのですが、
もしあなたが好きなことでお金を稼ぐことが出来たらいいなと思っているとしたら、シンプルだけど非常に大事なことだと思うのでサーっとでも目を通してもらえたらなと思います。
私は子供の頃、
学校が楽しくなかった上に、家庭環境が複雑だったのもあって無気力な子供でした。
それでも全てのことに無気力だったわけではなく将来の夢的なものは人並みにいくつかあって、
①ミュージシャン
②ペットショップの店員
③絵描き
という何ともそれぞれ関連性のないものですが、
一つ気になるものが出来たら勉強そっちのけで取り組むということをしていました。
(勉強が嫌いだったのもありますがw)
ミュージシャンの夢は当時、今でも人気のあるバンドL’Arc〜en〜Cielが大人気で、私もどハマりして影響を受けて、近所で超格安の練習用の中古ギターを買ってコソコソ練習してました。
…が、
毎度指がつるくらいには練習した結果、
ビックリするくらい上達しなかった上に、そもそも単純に好きなアーティストの音楽聴ければそれでいいだけどな…ということに何故か後になって突然に気づき、1mmの未練も残さずミュージシャンへの憧れというのはアッサリ消え果てました。
何だったら憧れなど初めっからなかった…w
(今でも変わらずL’Arc〜en〜Cielは好きです)
ペットショップの店員は、
自分が動物が好きだったことと、当時犬を飼っていたというのもあって興味が湧いた職業でした。
(ハムスターや鳥などの小動物も飼った経験があります)
…が、
これもペットショップという形態を色々調べていくうちに、生体販売というものへの疑問や残酷な裏事情など諸々知って自分はやりたくないなと感じ、これも少しの未練もなくすんなり憧れは無くなりました。
三つめの絵描き。
絵を描くことは好きで自分なりに得意なことでもありました。
現在進行形で人生で一番没頭したものであり、過去に未練を残したものでもあります。
憧れはあったものの、絵が上手な人は世の中掃いて捨てるほどたくさんいて、絵に携わるような仕事につけるのはほんの一部の人だけだと思い、趣味の範囲で楽しめればいいやと無理やり自分を納得させ諦めた夢でした。
当時は今ほどネットが盛んだったわけでもなく、有益な情報も簡単には手に入らなかったので、夢を叶えるための術は一つじゃないんだということを知ることすらありませんでした。
例えばTVに出るような有名歌手になりたいと思ったとして、
ネットがここまで発達する前のやり方だと、まずは音楽事務所と契約して売り出してもらって…なんて非常に大変なステップを踏まないと夢を叶えるのはほぼ不可能だったわけで。
一握り中の一握りの人しか夢は叶わなかった。
けれど今だったら、YouTubeやら他のSNSなんかで自分の歌を披露して話題になって、それがキッカケでTVにも出てどんどん活躍して…って人は世界中にたくさんいるわけです。
一つの方法で試してダメだとすぐ諦める(失敗すらしていない)
このブログのタイトルの答えはシンプルにこれなんですが、
なんだったらその一つの方法すらとことんまでやらず中途半端になって放棄してしまう。
大抵の場合はこれに尽きると思います。
(スポーツ選手とか生まれつきの身体能力なんかが必要な特別なジャンルは別として)
じゃあなんでとことんまでやれないんだろうって考えた時の大きな理由の一つが、
身の回りの環境。
やりたいことを叶えるための術や方法を知るのは、今の時代ネットで調べればいくらでも出てきます。
でも環境というものは非常に軽視されがちです。
環境の破壊力というのは絶大にも関わらず、これを無視して根性だけでどうにかしようとする人が非常に多い。
かくいう私もそうでした。
ちなみに”環境”というのは物理的な自分が生活している場所はもちろん、多くの場合は時間の使い方と身の回りの人間関係です。
・やりたいことにどれだけ時間を割けているのか
・やりたいことを阻害されない人間関係を築けているか
当たり前といえば当たり前なことではあるんですが、
これをおざなりにすると、よほど強いハングリー精神でもない限りほぼ9割方の人が挫折します。
環境というものによくも悪くも人は大いに影響されます。
私が日頃、なにか人に相談された時に環境の話をすると、
“そりゃそうでしょ”的な反応をされるのがほとんどなんですが、
「じゃあ何で環境変えないの?整えないの?」
と、質問すると
・家族がいるから…
・職場変えてよくなる保証はないでしょ…
このようなことをよく返されます。
気持ちはよく分かります。
私もそうだったから。
けれど、
最初の相談から月日を跨いで再会したときには、また同じ悩みを話すわけです。
「じゃあこのまま、やりたいことをやれない不満や未練が残ったままでいいの?キッパリ諦められるの?」
そう聞くと大抵の人は無言になってしまいます。
ちなみに補足すると、
阻害される人間関係に同居する家族が含まれる場合、
「よし!じゃあ夫と離婚します!」
「親を捨てます!」
みたいな極端な行動を取るべきだと言ってるわけでは決してありません。
距離を置くのが難しい近い関係の相手だとしても、
今よりもその人たちからの影響を少なくするにはどんな方法があるか?
影響を少なくして自分のやりたいことに時間を割くにはどうすれば良いか?
…ということを調べたり考えたりしましょうという話しです。
何かを成している人はほぼ例外なく”環境”を整えている
俗にいうその道の成功者な人たちのインタビューやら自叙伝なんかをよくよく聞いたり読んだりしてると、
やりたいことを叶えるための環境や術を親がすでに教育の中で教えていたり整えてくれてたり、あるいは大人になってから自分で意識的に徹底して整えている人がとても多い。
前者は非常にラッキーな人ですが、大抵の人はそうじゃありません。
けれど後者の方なら生まれつきの恵まれた環境などなくてもできる方法です。
にも関わらず根性でどうにかしようとして挫折する人がほとんど。
(はい、かつての私です…w)
仮に本格的な山登りに挑戦しようと思えば、事前に食料や装備なんかの準備をして体調なんかもしっかり整えてから普通は挑むわけで。
準備面倒くさいし何か体の調子も良くないけど、とりあえず手ぶらでTシャツジーパンでいってみるかとはならないですよねw
けれど、
違うことで例えて考えてみたらあり得ないことを、自分ごととなると人はやってしまうわけです。
そして気づかないまま自分には運がなかった、根性がなかったと勘違いして挫折してしまう。
環境を整えることの大事さを分かってる人からしたら、ライバルが勝手に自滅していってくれるのでとってもラッキーなわけです。
当たり前すぎる、地味だと思うかもしれないですが、私がこれまで見てきた何かを成す人は皆例外なくこれを恐ろしいくらいに徹底してやっていました。
そして挫折する人ほどそれを面倒くさがってやらない。
知り合いで、その道で大いに成功し稼いでいる方がこう仰ってました。
「事前の準備をいかに万端にするかで勝負は8割方決まっている。なのに何でみんなそこを適当にして、2割の根性論と運にかけるようなやり方しちゃうんだろうね。みんな博打好きかドMなのかね。不思議でしょうがない」
その言葉を聞いたときは、
私も耳がちぎれそうなくらい痛かったのを記憶しています。
好きなことでお金を得たいのだとしたらまず初めにやることはたった一つ
あなたがもし好きなことでお金を得たいなぁと思っているとしたら、
まずは、環境を整えるということをやってみてください。
そして環境が整ったら、
好きなことで稼ぐにはどうしたら良いかの手法をとことん調べて、これだと思う方法をまずは一つ定めてそれを徹底してやり尽くすことをしてみてください。
環境を変えるというのは=自分が成長し変わることでもあると私は考えます。
真面目な人ほど、
周りの人を優先して自分の環境が荒れ放題で疲れ果ててることが大いにあるので、好きなことでお金を得たいなぁという気持ちが大してなかったとしても、環境を整える価値は大いにあります。
今より確実にストレスが減って生きやすくもなるので。
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