こんにちは、田中さおりです。
前回に続き男性の本音シリーズその2。
私は現在、夫と2人暮らしですが
あるとき夫に好奇心から
「もし私が今後は専業主婦になりたいと言ったらどうする?」
となんともプレッシャーをかけてしまうような質問をしました。
夫はほぼ即答で、
「や…厳しいわ…申し訳ないけど厳しいわ」
「せめて扶養の範囲内でパートするのでも良いから、(私の)収入が0になるのだけは勘弁してほしい」
と焦りながらも冷静に語り出しましたw
私は自分のお金は自分で稼ぎたいので、
夫に経済的な負担をかける気はないのですが、
私の夫に限らず、よほど稼いでいるのではない限り、現代の働き盛りの年代の男性の多くは似たようなことを思うんだろうなぁと日々ヒシヒシと感じます。
今はコロナで不安定な世の中ですから当然といえば当然なのでしょう。
お見合いを何度もしてきた友人によると、
「今は女側も普通にどんな職業なのか値踏みされるし、収入いくらとか相手に聞かれる。
専業主婦希望なんて単語は発した瞬間に嫌な顔されるw」
とのこと。
さらに
「高収入の男はそもそも争奪戦がすごい。
今は20代半ばとか下手したら前半とか若い子も普通にお見合い相談所に会費払って婚活してる子も増えてるから、一つ歳を取るごとに不利になっていく」
そう嘆いていました。
「いい加減もう高収入な相手ばかりを求めるのは諦めたら?
もう長いこと婚活してるわけだし、結果は残念ながら出てるじゃんか」
と、私は言ってみるものの…
「高収入の条件だけは譲れない!
もう働くのしんどいし楽になりたい。家事とか子育てだけやってノンビリ過ごしたい!」
そう息巻く友人。
家事も子育てもちゃんとやろうと思うと結構大変なものだと思うんですが、それはさておき。
まぁそんな調子なので、
きっとお相手の男性にも友人の並々ならぬ専業主婦への憧れが鬼気迫るように伝わってしまうのでしょう…。
うん、男性の立場だったら逃げるよね絶対。
プレッシャーがハンパない…というか露骨にアナタの財産狙ってます雰囲気を出すのはそもそも失礼なことですからね。
そういう本音って、どんなに上手に隠してるつもりでも伝わっちゃうもんだし。
ちなみに、
知り合いの男性陣に専業主婦希望な女性について意見を聞いてみると、
「自分は奥さんが専業主婦でも良いとは思うけど、自分が病気やらなんやらで稼ぎが減ってしまう可能性はゼロではないわけだから不安っちゃ不安だよね」
「今どき奥さんが専業主婦で良いとか思う男は少数派じゃない?
ある程度稼いでる男でも、奥さんには自分の仕事持ってて欲しいってやつの方が今は多いと思う。
少なくとも自分の周りはそう」
「今どき、専業主婦とか狙ってなるもんなの?
子育てやら介護やらで一時だけ致し方なくなるって人がほとんじゃないの?」
「楽したいからって理由で人の財産狙うとか、親の金吸い取るニートと変わんないじゃんか。
そもそも、男側が苦労して養っても良いと思えるくらい自分は良い女なんか?」
…とまぁ、共感できる意見からけっこうドギツい意見まで色々飛び出しました。
もう疲れた。楽になりたい。っていう友人の気持ちに関しては私も理解はできます。
私も普通に会社勤めしてた頃は、
仕事が嫌で嫌で毎朝起きるのも億劫だったし、プライベートでは病気の父のサポートもありましたから。
あの頃は常に疲れてたように思います。
((もし私の過去に興味ある方はこちらからどうぞ。
もう働くの嫌。親に苦労してて解放されたいなんて諸々悩みがある方は共感してもらえるかと))
ただ、
楽になるための手段として専業主婦を目指す憧れるってのは全力で止めろと言いたいです。
(というかすでに言いましたが、諦めきれないようなのでもう何も言いませんw
何をどう目指そうが本人の自由っちゃ自由なので)
誰かに収入を依存するって、
その誰かに何かあれば当たり前だけど自分も共倒れなわけで…。
幸い日本は保護制度の厚い国ではあるけど、それもコロナのこのご時世以降ではその厚い保護も今後どうなるか分からないですし。
(というかもう既にアップアップですね)
何より個人的には、
夫に気兼ねなく自分で自由に使えるお金がないというのは非常にストレスです。
私は趣味にもある程度お金を使いたい人間なので、
自分が今もし専業主婦だったとしたら、夫が苦労して稼いできたお金を自分の娯楽のために使うというのは申し訳なくてガマンしてストレス溜めてただろうなと思います。
(夫の年収がウン千万ウン億円とかならともかく)
だからと言って、
心身を壊してまで会社勤めで疲弊するのももうコリゴリです…w
自分で自由に使えるお金を自分で稼げて、
なおかつそれを家でパソコン一台でやれてしまうというのは本当に最高だなと思います。
数年前にネットで稼ぐ方法を知り、
決して安くない金額を当時戦々恐々としながらも投資して学んで本当に良かったと、今の不安定なこのご時世だからこそ余計に思います。
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